2010年9月10日金曜日

Asaka Riken Co. Presents Needs and Seeds, Niche and Synergy, Navigator and Suppliery

アサカ理研の自己開発、市場開発、環境開発
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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業務が同様であっても、企業の自己紹介にはその個性が強く現れる。アサカ理研(JASDAQ)の今次報告は、その技術と業務の先端性にふさわしい思考の創造が満ちている。先ず業務内容を、貴金属事業・環境事業・システム事業に大別しているが、要するに「廃液・廃物処理による資源回収」というグローバルな環境・資源需給の課題を、合理的なシステムによって解決するものであり、「貴金属」が高付加価値性を、「環境」が全人類課題性を、「システム」が合理的体系性を象徴している。(SANARI PATENT考察: 同社・山田慶太社長の文系経営者的才能が発揮されている)。      
貴金属事業については、「掘り尽くすことのない都市鉱山、独創技術がまた新たな鉱脈を誕生させる」と副題して、溶媒抽出法による金・白金・銀・パラジュームの抽出・精錬・回収を高効率かつ小ロット・短期間精錬需要即応性をもって営んでいる。電子部品のドライメッキに使用される防着板やマスクなどの洗浄・再生は、超純水・真空を用い、繰返し使用と付着金属回収を伴う現代最適工程である。水晶発振子(SANARI PATENT考察: 原文「発信子」はミスプリントであろう)・ハードディスク基板・モニター水晶の再生も、それぞれ独自の処理と対応性を有する。
環境事業については、「歴史と最先端が共存、創業の土台を活かし環境保全の貢献する」と副題して、66年前に創業以来の「塩化第二鉄の製造販売および銅廃液と銅張積層版からの銅回収」の歴史と、現代および次世代における国民経済的意義が窺われる記述を示し、「酸化チタン・酸化ケイ素結合による新光触媒の塗膜特性効果」に及んでいる。
システム事業については、自動計測検査システム、計測ネットワークシステムの構築、特注システム対応、ICタグ利用の計測管理システムなどを自用および提供すると共に、運輸事業の最適化を自社事業の独自性に即応させつつ、提供していることが注目される。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)      

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