2010年9月7日火曜日

Japan-China Assimilation of Culture Contents in Various Fields

 演劇・出版など多分野で日中コンテンツ融合
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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日本の能楽と中国の昆劇とは、共に600年余の伝統を誇るが、その昆劇・牡丹亭の蘇州昆劇院公演に坂東玉三郎が出演してTBSが来る12日に放映と発表。
一方、丸善と、中国北大方正集団公司の日本法人・方正株式会社は、「日中電子コンテンツ流通に関する業務提携契約締結のお知らせ」と題して次のように発表した(2010-09-02)(SANARI PATENT要約)。
1. 丸善と方正は、日本と中国でのデジタルコンテンツ販売、市場開発、システム構築を協力実施することに合意し、基本契約を締結した。Joint Ventureや合弁会社設立も視野に入れる。
2. 丸善は創業140年以上にわたり出版業界と深く関わり、CHIグル-プ・大日本印刷グル-プのRealおよびNet書店を含めると、国内最大の書籍コンテンツ流通チャンエルになる。
3. 方正の親会社は、中国有数のIT企業である北大方正集団公司で、中国国内の電子図書館システムで圧倒的シェアを持ち、多くの新聞社・出版社のITインフラシステムを構築している。中国政府刊行物の電子化は、ほとんど北大方正集団公司が行い、独自開発のデジタル著作権管理技術を有するなど、強固な事業基盤と高度な技術力を有する。
4. 日中両国の電子コンテンツ市場は急速に拡大し、特に中国においては年50%以上の成長率を示しているが、今次提携は両国の成長市場における事業発展に大きく寄与すると考える。
5. 具体的には、丸善は日本、方正は中国における電子コンテンツの開拓と、おれぞれの国における販売代理店としてコンテンツ流通を促進する。学術書籍・辞典・美術・コミックを含む電子コンテンツについて、3年後に50万タイトル、5年後に65万タイトルを両社で流通させることを目標とする。
6. 丸善は、日本国内のコンテンツホルダーから、方正を通ずる中国国内向け電子コンテンツ販売を目的とする出版コンテンツの提供を受け、方正は、低コストで高品質な技術力でこれら出版コンテンツを電子化する。
7. 丸善と方正は、著作者・出版社にとって、コンテンツの電子化と配信が円滑に行われるよう、コンテンツホルダーに対して支援する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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