2010年3月13日土曜日

Info-Service Software to be Studied by METI Meeting

経済産業省産業構造審議会情報経済分科会の情報サービス・ソフトウェア小委員会
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
 ITソリューションは、多くの情報関係企業が掲げる営業項目であるが、その産業としての現状と競争力強化を主題として、経済産業省(担当:商務情報政策局情報処理振興課)が標記会合を2010-03019に開催する。前回(2010-02-04)までの検討状況を先ず概観する。
1. 情報サービス産業の現状は、ITによる企業等の生産性・信頼性向上の必要性が高まっているのに対して、技術構造の変化に対する対応が遅れ、取引の不透明性による問題が顕在化しつつある。
2. 特にソフトウェア産業については、「外国系ベンダーによる寡占化」、「圧倒的輸入超過、すなわち、輸入額が輸出額の30倍」」、「組込ソフトウェアの重要性の高まり」などが課題である。
3. 一方、変化の兆しとして、情報サービス産業において、「先導的なIT経済産業省英を行うユーザーの出現」、「Webをプラットフォームとした新たなビジネスモデルの出現」が見られる。
4. 特にソフトウェア産業については、「OSSを始めとするオープンイノベーションの出現」、「組込ソフトウェアの規模拡大とピラットフォーム化への動き」が見られる。
5. 従って、構造改革の方向性としては、「透明で価値創造型の産業構造と市場の創出」、「国際競争に打ち勝つイノベーションの促進」、「優秀な人材を吸引するメカニズムの構築」が必要である。
6. この必要に対応して、情報サービス産業の在るべき姿として、「価値に基く取引により、能力ある企業・人材が生み出され、評価され、発展する市場の形成と緯持」、「明確化された各種機能に基く役割分担が行われる産業構造の構築」が必要である。
7. 特にソフトウェア産業については、「多数のプレイヤーが、それぞれの強みを活かして、局面に応じた競争と協調により、持続的にイノベーションが生み出される産業構造」を構築すべきである。
SANARI PATENT所見
 SaaSとCloudの定義や関連も明確にされずに、各社各様の意義づけのもとに、顧客の囲いこみが行われている。従って、、上記「在り方」についての具体的取組について、C Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog (2010-03-13)において考察する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム