2009年5月9日土曜日

Russian Prime Minister, Vladimir Vladimirovich Putin Visits Japan

Russian Prime Minister, Vladimir Vladimirovich Putin Visits Japan プーチン・ロシア首相の訪日等について経済産業事務次官応答(2009-05-07)
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 当面の外交問題等について、望月経済産業事務次官が次のように対記者応答した(SANARI PATENT要約)。

Q1 来週、ロシアのプーチン首相が訪日の予定で、原子力協力協定等が報道されているが、経済産業省関係の議題と、期待する成果は何か。
A1 議題の詳細を承知していないが、ロシア関係の経済的な議題という観点からは、エネルギー政策であろう。
 特に、資源の賦存が、サハリンを含めて東シベリア地域に多く、ロシアとしても開発したいし、わが国にとっても近隣所在の貴重な資源だから、これらの資源開発、それから、ロシア側からすれば、東シベリア地域の産業開発は重要な課題になっている。従って、両国共通の利益として協力することが、極めて重要である。
 その一連の課題として、原子力関係の協力も重要な柱の一つであり、これら二国間の重要経済課題を近隣国として解決、進展させることを期待している。

Q2 WTO閣僚会議の年内再開が一部報道されているが、経済産業省に報告されているか。
A2 WTOの閣僚会議は、このところ4年ほど開催されていなかったが、制度上は2年に一度ということになっている。このところ、交渉のための閣僚会議が頻繁に開催され、開くチャンスを失ってきたと思う。交渉のときの閣僚会議と異なり、全加盟国の閣僚が集まるので、別の意味があると思う。
 今年、4年ぶりにこの閣僚会議が開かれることにより、自由貿易に対する全加盟国共通の問題意識を高め、幅広く深く、WTOの今後の長期的方向性を占う重要な会議になる。
 限定されたメンバーでの閣僚会議も同時並行する必要があるが、定例の全閣僚会議には、目的を分けて対処すべきであろう。

SANARI PATENT所見
 連休中、二階経済産業大臣が訪米したが、米国エネルギー庁長官との間で、エネルギー・環境技術協力の具体化が協議された。またUSTRの通商代表、米国商務長官と、全米商工会議所会頭と、保護主義の阻止等について議論が進められた。
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