2009年2月21日土曜日

METI Minister – USA Secretary of Energy Tel-Conference 

米国エネルギー大臣(経済産業省の表現)と二階経済産業大臣が電話会談
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 二階経済産業大臣は昨朝(2009-02-20)、米国エネルギー省長官と電話会談し、午後の記者会見で、その内容を次のように述べた(SANARI PATENT要約)。
「いっまで環境問題についても、どちらかといえば比較的超大国と言われるような国々が慎重であったというか、一歩足を引いていたというような感じが、京都議定書の後からも受け止められるわけで、私もしばしば、国会でもそういう質問を受けた覚えがあるが、今朝話し合った感じでは、非常に前向きで積極的だった。
 米国エネルギー大臣スティーブン・チュー博士は、東京大学にも6カ月ぐらい籍を置いて、日本の学者とも相当交流があるように言っておられた。沖縄に、エネルギー研究、バイオ研究などの面で協力関係を構築できないかというようなことに関しても、重いを巡らせているようであったが、そのように、日本に非常に理解のある人と感じた。
 従って、積極的に協力し合おう、そのうちにできるだけ早い機会に会おうということになった。私は、今朝のこの会談の模様を麻生総理に報告するといったら、米国エネルギー大臣も、自分はオバマ大統領に必ず伝えるということだったから、エネルギー問題の日米協力について、特にこの博士はノーベル賞受賞者であり、良好な結果をもたらすと思う。」

SANARI PATENT所見
 二階経済産業大臣の上記報告には言及されていないが、今次米国エネルギー省長官(経済産業省表現「大臣」)の選任については、同博士が「中国系」アメリカ人であることが特に注目されている。例えば、「中国系アメリカ大統領が誕生する日」と題する「特別読物」(作家・譚 路美氏)を週刊新潮(2009-02-05)が掲載したが、「米国は、オバマ大統領就任で熱狂。意外なことに中国系あめりか人もその渦中にいる。彼らの存在は大統領選挙の帰趨を左右し、今や政権中枢に食い込む勢いだ」という記事紹介のもとで、「特筆すべきは、エネルギー省長官に中国系アメリカ人のスティーブン・チュー氏が抜擢されたこと。彼はカリフォルニア大学バークレー校教授と国立研究所ディレクターを兼ね、環境問題に詳しい研究家で、ノーベル物理学賞を受賞している」、「米国国勢調査2007によれば、アジア系アメリカ人総数1550万人のうち、中国系が334万人で、その半数以上が高騰教育を受け、選挙熱意が高い」等の動向を報告している。
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METI Minister、米国エネルギー省長官、中国系アメリカ人、ノーベル賞

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