2008年9月3日水曜日

Fusion of Music, Movies, TV, Games and Electronics

World of Sony is the Fusion of Music, Movies, TV, Games and Electronics. : 「さらなる高画質化を実現したプレステポータブル発売」をSony発表(Sept.2, 2008)
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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1. Sonyの個性
1-1 SonyのAnnual Report 2008が届いた。94ページに及ぶ詳報であるが、「ハードウェアとコンテンツを合わせてもつSony」の個性(優位性)が、「2007年度売上高8兆8714億円(対前年度比6.9%増)、営業利益3745億円(5.2倍)の達成」、「ユーザーのニーズを先取りした高品質製品・サービス・コンテンツの提供」に発揮されていることを具体的に説明している。
1-2 昨日もSonyは、「さらなる高画質化を実現したPSP「プレイステーションポータブル](PSP-3000)の2008年10月16日発売、希望小売価格税込19,800円」、「防水対応でお風呂でも楽しめるワンセグやラジオが楽しめる最大23時間のワンセグ視聴を実現したお風呂ワンセグ発売」、「ハイビジョン放送対応のスカパー!用デジタルCS放送受信セットを発売」の3件を発表したが、例えばPSP3000は、本体カラー「ピアノ・ブラック」に加え、新色の「パール・ホワイト」、「ミスティック・シルバー」の基本3色で展開するとしており、「感性」価値にも配意されている。
1-3 Sonyの米国SiteのHead Lineは、「World of Sony: Music, Movies, TV, Games, Electronics」と示しているが、企業ブランドと商品ブランドの双方が、コンテンツ・ハード・ソフトの各高品質イメージの相乗によってグローバルに高揚されていると、SANARI PATENTは考える。

2. Sony今次レポートの注目事項(SANARI PATENT要約)
2-1 グローバルなビジネス拡大
Sonyの売上高の74%は、従来の販売拠点、日本・北米・欧州の成熟市場に3当分されているが、加速的経済成長中のBRICs4国(世界人口の40%以上)、特にインドでは既にSonyの映画、テレビ、音楽コンテンツの強力な存在感がエレクトロニクスビジネスへの波及効果も生み出しているので、この成功モデルを他のBRICs諸国や新興市場に活用する。2007年度SonyのBRICs1兆円売上高実績を、2010年度までに2兆円とする。
2-2 オープンイノベーション
研究開発の効率を最大限に高めるため、Sonyの研究開発部門の再編成に加えて、オープンイノベーションというコンセプトのもと、社内外の先進技術の活用を加速している。
2-3 世界初の有機ELテレビ発売(Dec.2007)
 11V型で最薄部3mmのディスプレイ、100万対1以上のコントラスト、輝度、色再現性、動画性能により新たな映像美を実現した。
2-4 液晶パネルでシャープと提携(Feb.2008)
 大型液晶パネルを生産するシャープとの合弁会社設立を発表し、2009年度中に業界初の第10世代マザーガラスを採用する液晶パネル工場を稼働させる。
2-5 FIFA Partnershipによるグローバル・ブランディング
 Sonyは国際サッカー連盟とグローバルなパートナーシップ契約を締結し、新しいビジネスの構築、世界におけるSonyブランドの強化・拡大を図ることとした。
2-6 Transfer Jetの開発
 「超近接無線転送技術」として、モバイル端末に搭載可能である。
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Sony、プレステ、ワンセグ、感性、BRICs、シャープ

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