2008年8月9日土曜日

The President of JR East Predicts Fuel Cell Railcars Along With

The President of JR East Predicts Fuel Cell Railcars Along With Such As the Wireless Signal Equipment:JR東日本・清野 智社長が技術開発を強調
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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1. JR東日本における技術開発
1-1   最近、日本列島にも地震が多いが、JR東日本・清野 智社長は、「当社では現在、橋脚に鉄板を巻きつけて、構造の強化を進めているが、これは当社の技術者が開発した方法である。橋脚の構造を一から作り直すのではなく、費用も在来法より軽減される」と述べた。
1-2 JR東日本の特許公開状況を見ても、本年度に入ってからのみで26件を数えるが、「レール探傷装置」(公開日2008-7-24)、「企業仮ファイバ貼付装置および貼付方法」(公開日2008-7-17)、「場所打ち杭の杭穴壁安定化工法」(公開日2008-7-17)、「泥水循環システム」(公開日2008-7-17)など、業務に直結する自社内発明が続出している。
1-3 JR東日本において技術が果たす役割について同社・清野 智社長  は、次のように述べている。「鉄道はサービス産業であると同時に技術産業でもあると考えている。技術の進歩と発展が途絶えれば、鉄道の進歩と発展も止まってしまい、衰退してゆくと考えている。国鉄時代には、リニアモータカー以外には、新たな鉄道技術はないといわれていたが、自動改札機が開発され、非接触式のIC乗車券が導入され、現在、高速性、信頼性、環境適合性、快適性の向上を目指した新幹線、あるいは燃料電池鉄道車両の開発に向けた努力を積み重ねている。将来は、燃料電池鉄道車両に加えて、現在開発を進めている無線を用いた信号を導入し、電力・信号の設備を最小限にして、故障リスクを減少させる。
1-4 更にJR東日本が現在「研究開発テーマ」として掲げている項目には、ネットワーク信号制御システムの開発、次世代分岐器・転轍機、新たな線路上空建物構築技術などが見られる。

2. 本年4~6月期におけるJR東日本の事業展開と業績(SANARI PATENT要約)
2-1 売上高6602億円で、前年度同期比1.1%増、営業利益1200億円で前年度同期比2.7%減であった。
2-2 山梨デスティネーションキャンペーンなど季節ごとの着地エリアを定めたキャンペーンによるエリア内・観光流動の創造、大人の休日倶楽部、駅スペースの新規店舗開業活性化、ミネラルウォータ谷川連峰の潤い天然水の通信販売、グランスタ東京の開業、グランヂュオ蒲田等の開業、社内映像広告の拡大などを行った。

3. SANARI PATENT所見
  ステーションルネッサンスと総称されるスペース高度利用の新ビジネスモデルと共に、Suicaの発行枚数が本年3月末に2415万枚に達し、利用可能箇所が広域に及び、クレジットカード提携先の拡大、電子マネー機能発揮など、国民生活のイノベーションに、JR東日本の多角多様な事業が浸透し、主要駅中心の都市立体再開発と相まって、国土利用の在り方をも先導する局面があると考える。
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JR East、Fuel Cell Railcar、Wireless Signal Equipment、JR東日本、清野 智、Suica

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