2008年8月4日月曜日

MITSUBISHI ELECTRIC R&D Highlights

MITSUBISHI ELECTRIC R&D Highlights including Micro-Electrical Discharge Machining Module with a Magnetically Levitated Actuator
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ HOYA・PENTAXの知財融合・グローバル特許網の形成(20080803記事)

 4~6月の各社業績に増収減益が多いが、三菱電機は第一四半期の売上高8727億円(前年同期比1%増)について、営業利益674億円(2%増)、当期純利益552億円(19%増)と、極めて堅実である。説明は次のように述べている(概要)。
(1)社会インフラ事業は国内交通事業と発電・系統変電事業が伸長したが、公共事業の大口案件が減少した。
(2)ビル事業は、昇降機の国内鉄道向け案件、中東・インド・ベトナム向け案件の増加、米国向け大口案件により受注・売上高とも増加した。
(3)FAシステム事業は、国内の実装機関連需要と、台湾・韓国のフラットパネルディスプレイ関連需要により受注・売上高とも増加した。
(4)自動車機器事業は、日系自動車メーカーのグローバル生産の好調により受注・売上高とも増加した。
(5)通信事業は、通信インフラ事業は堅調であるが、ケータイ端末事業終息により受注・売上高とも減少した(SANARI PATENT注:「ケータイ端末事業終息」は、営業利益の前年同期比増に寄与している)。
(6)情報システム・サービス事業は、システムインテグレーション事業の伸長により売上高が増加した。

2.SANARI PATENT所見
   三菱電機の知財部門は、社長直轄の本社知財部門と、各製作所・研究所知財部門で構成されているが、特許公開件数9万5750件(2008-08-04AM現在)のうち、本年6月に入ってからの公開件数のみでも862件(2008-6-1~8-3)に達している。例えば、
2-1 電動機の固定子および電動機および空気調和機および電動機の製造方法(公開日2008-7-31)
   加工が簡素化でき、製造品質が向上し、加工コストを低減できる電動機の固定子を提供する。
2-2 電力用半導体素子の駆動回路および電力変換装置(公開日2008-7-31)
   ゲート閾値電圧が異なる電力用半導体素子を並列接続することにより構成された電力変換装置の出力電流のアンバランスを補正する。
2-3 制御装置一体型回転電機、および制御装置一体型回転電機の製造方法(公開日2008-7-31)
  制御装置単体で検査等を行うことができる取扱い容易な制御装置一体型回転電機を提供する。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
MITSUBISHI ELECTRIC、系統変電事業、ゲート閾値電圧、制御装置一体型、昇降機MITSUBISHI ELECTRIC R&D Highlights including Micro-Electrical Discharge Machining Module with a Magnetically Levitated Actuator
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ HOYA・PENTAXの知財融合・グローバル特許網の形成(20080803記事)

 4~6月の各社業績に増収減益が多いが、三菱電機は第一四半期の売上高8727億円(前年同期比1%増)について、営業利益674億円(2%増)、当期純利益552億円(19%増)と、極めて堅実である。説明は次のように述べている(概要)。
(1)社会インフラ事業は国内交通事業と発電・系統変電事業が伸長したが、公共事業の大口案件が減少した。
(2)ビル事業は、昇降機の国内鉄道向け案件、中東・インド・ベトナム向け案件の増加、米国向け大口案件により受注・売上高とも増加した。
(3)FAシステム事業は、国内の実装機関連需要と、台湾・韓国のフラットパネルディスプレイ関連需要により受注・売上高とも増加した。
(4)自動車機器事業は、日系自動車メーカーのグローバル生産の好調により受注・売上高とも増加した。
(5)通信事業は、通信インフラ事業は堅調であるが、ケータイ端末事業終息により受注・売上高とも減少した(SANARI PATENT注:「ケータイ端末事業終息」は、営業利益の前年同期比増に寄与している)。
(6)情報システム・サービス事業は、システムインテグレーション事業の伸長により売上高が増加した。

2.SANARI PATENT所見
   三菱電機の知財部門は、社長直轄の本社知財部門と、各製作所・研究所知財部門で構成されているが、特許公開件数9万5750件(2008-08-04AM現在)のうち、本年6月に入ってからの公開件数のみでも862件(2008-6-1~8-3)に達している。例えば、
2-1 電動機の固定子および電動機および空気調和機および電動機の製造方法(公開日2008-7-31)
   加工が簡素化でき、製造品質が向上し、加工コストを低減できる電動機の固定子を提供する。
2-2 電力用半導体素子の駆動回路および電力変換装置(公開日2008-7-31)
   ゲート閾値電圧が異なる電力用半導体素子を並列接続することにより構成された電力変換装置の出力電流のアンバランスを補正する。
2-3 制御装置一体型回転電機、および制御装置一体型回転電機の製造方法(公開日2008-7-31)
  制御装置単体で検査等を行うことができる取扱い容易な制御装置一体型回転電機を提供する。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
MITSUBISHI ELECTRIC、系統変電事業、ゲート閾値電圧、制御装置一体型、昇降機

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム