2008年7月4日金曜日

Innovation of SaaS to PaaS by Salesfoce-Google Conbination

Innovation of SaaS to PaaS by Salesfoce-Google Conbination: GoogleとSakesforceの連携等、SaaSからPaaSへのイノベーション
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
このサイト http://sanaripatent.blogspot.com/  ITサービス継続性ガイドライン案を経済産業省が提示(20080704記事Ⅰ)
別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/  原油適正価格への誘導について経産省北畑隆生事務次官の応答(20080704記事)

次世代ネットワークの活用形態として、SaaSの利用は総務省政策において強調され、既に日立ソフトウェア・Sakesforce連携による「ゆうびん銀行」の巨大顧客応対システムに活用されることが報道されているが、総務省等は、中堅・中小企業のIT利用活発化の見地から、SaaS(SANARI PATENT注::総務省は、SaaSとAPSとを同義として対応している)利用の有利性を示唆してきた。

本年4月来、SakesforceとGoogleが日本市場で「Sakesforce for Google Apps」を推進すると報道されPaaS (Platform as a Service)という用語は用いなかったが、SANARI PATENTはこれを実質上、Google-Sakesforce 連携によるPaaSの展開と解している。両社のApplication の融合によってエンドユーザーの利便に応えるものだからである。

最近のSakesforce→PaaSの動向については。Mycom-Jonernal 2008-7-04が、Sakesforce会長の 発言を報道している。その要点を見る。

1. Sakesforceは、これまで、SaaS (Software as a Serviceの発想で業務を展開してきたが、PaaSではApplication にとどまらず、様々なソフトウェアを活用する基盤、開発環境までをネットワークで提供する手法である。
2. すなわちPaaSは、Application の開発Platformを基本的にネットワークだけで実現するものであり、SaaSを補完してさらに利便性の高いIT環境を構築するものである。Database、User-Interfaceなど既存環境との総合機能が用意されており、Application を迅速・容易に開発できる。
3. Web1.0によりインターネットアクセスが普遍化し、Web2.0でエンドユーザー自らがコンテンツを生成することによってYou Tube[やSNSが発展したが、Web3.0ではPaaSを中心とする新しい領域が展開する。
4. Platformもオープン化の時代を迎え、あらゆるコンピュータ資源をインターネット上から利用するクラウドコンピューティングが次世代のPlatformを担う。

5. SANARI PATENT所見
次世代ネットワークは既に現世代ネットワークであり、その活用のイノベーションを競う場において、わが国企業の経営とわが国政府の知財政策が先導的であることが、切に望まれる。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
Google、Sakesforce、SaaS、PaaS、次世代ネットワーク、総務省

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