2008年2月14日木曜日

Countermeasures Coping With Disguised Dispatcher

Countermeasures Coping With Disguised Dispatcher :050-IP電話における発信者番号偽装対策
弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT
関連記事http://blog.goo.ne.jp/sanarishigenori/ 2008-2-12 総務省予算

 「おれおれ」電話詐欺対抗で、発信者番号表示サ-ビスが普及し、更に、発信者番号表示拒否の発信を「留守応答」で拒否するサ-ビスも普及したが、発信者番号偽装の仕組みで「おれおれ」電話詐欺とその亜系が盛行し始めた。
 050-IP電話について、総務省の対策案を見る。なお、このサイトの2008-2-13をご参照。

1. 発信者番号偽装対策(SANARI PATENT要約)
1-1 発信者の電気通信番号の正当性担保の社会的重要性が高まっていることから、0AB~J-IPについて本年4月1日施行の新措置が定められた。050-IP電話においても、端末からの発信者番号の正当性を検証し、正当でない発信者番号が検出された場合には、発信者番号を無効にする等の措置が適当である。
1-2 また、050-IP電話以外の、ケ―タイやPHSの電気通信番号を用いる電気通信回線設備においても、電気通信番号の正当性担保の社会的重要性は変わらないことから、同様の措置を講ずることが適当である。(SANARI PATENT 注:とにかく早急に実施すべきであるが、パブコメ・審議会などに先立つ「経過措置」が望まれる)。

2. 品質確保(同上)
2-1 このたび050-IP電話のNetwork品質についての検討に着手するに当たり、想定する端末について考察したところ、050-IP電話では、既に多様な接続形態で提供されており、今後さらに多様化が想定される。従って、Network品質の検討のみでは実態に即しないおそれがあることを認識した。
2-2 050-IP電話については、End-Endの総合品質が技術基準として規程され、現在まで普及していることを考えると、今後もEnd-Endの総合品質確保が重要である。
2-3 上記2-1および2-2に基づき、以下の検討を行う。
2-3-1 標準的な端末以外については、先ず、接続形態や品質確保の取組を現状把握し、業界標準や端末区間品質表示等の、何らかの品質確保やユ-ザ-保護の方策がないか、それぞれの利害得失などを含めて検討する。
2-3-2 品質が確保できない可能性がある場合のユ-ザ-保護の方策としてト-キ案内等が考えられ、一定の効果は期待できるが、本来望むべき品質確保の努力を行わなくなり、End-Endの総合品質が実態として劣化するおそれもある。従って、UNIで接続されInternet電話へ転送される場合等は、UNIの条件は何か等を明確化する必要がある。

3. 高品質・広帯域IP電話サ-ビスの品質
3-1 端末の多様化やMultimedia サ-ビスの提供が想定され、高品質・広帯域IP電話サ-ビスについて、利用者のサ-ビス選択のため、品質を客観的に示す技術的条件を検討した。
3-2 ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)で標準化が進められており、サ-ビスもこれから本格化するから、現時点においては、その使用する電気通信番号に課せられた品質に関する技術基準に従い、将来に向けては、高品質・広帯域IP電話を対象とするITU-T等の標準化の進捗状況や当該サ-ビスの普及状況に応じて、必要な課題を明確化しながら検討することが望ましい。
(サイト上でのコメントはお受けしておりませんが記事修正のご要求は、sanaripat@nifty.comにご送信下さい)
ITU-T、050-IP電話、広帯域IP電話、電話詐欺、偽装電話番号

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