2008年2月16日土曜日

Contents Distribution Service by IP Network

Contents Distribution Service by IP Network:総務省コンテンツ総合方策2008における「コンテンツ配信サ-ビス」
弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PAT 
(別サイト http://www.doblog.com/weblog/myblog/82816 Cash Machine)
(別サイト http://blogs-yahoo.co.jp/patenttrend パナソニック斉藤憲団長ら訪インド知財代表団18日出発・経済産業省2008-2-15発表

  総務省は、「InternetのIP化が進展した環境において、映像や音楽、音声、デ―タ等のコンテンツを多数の利用者に配信する「コンテンツ配信サ-ビス」を対象として、基本的な技術課題の抽出と課題解決のための技術的条件・標準化等の方向性について検討した」として次のように述べている(経緯は前掲)。
(SANARI PATENT要約)

1. 基本的モデル
1-1 コンテンツ配信サ-ビスは、「Contents Holder、Contents配信Server、および、利用者端末をNetworkで結んだモデル」である。
1-2 このモデルは、次の2つに大別できる。
1-2-1 配信するContentsを集める区間での通信利用
1-2-2 集めたContentsをEnd Userに配信する区間での通信利用
1-3 Contents配信Serverから利用者端末の区間の通信については、一般の利用者に係る通信であり、Contents配信サ-ビスの共通の技術的課題の抽出、技術的条件の設定の必要性について検討する。
この区間では、Contents配信Serverあるいは配信装置から、多数のEnd UserにContentsを配信するため、多様な形態でNetworkを利用する。
1-4   Contentsの輸送形態は、次のように2分できる。
1-3-1 ファイル型転送: 所定サイズのデ―タファイルの転送
1-3-2 ストリ-ミング型転送: 必ずしも有限とは限らないデ―タを継続的に配信し続ける転送
1-4  Contentsの通信形態は、次のように2分できる。
1-4-1 ユニキャスト型: 配信Serverと個々のUserの1対1の通信
1-4-2 マルチキャスト型: 配信Serverから多数のUserへの1対多の通信
1-5  End Userへの配信方法は、先ず、次のように2分できる。
1-5-1 オンデマンド型: 個々のEnd Userからの要望に応じて個別にContentsを配信する。
1-5-2 常時配信型: 常時Contentsを配信し続ける。
1-6 上記はまた利用の観点から、次のように3分できる。
1-6-1 デ―タ転送: ファイル型ユニキャスト型、ファイル型マルチキャスト型
1-6-2 ユニキャストストリ-ム:  ストリ-ミング型ユニキャスト型
1-6-3 マルチキャストストリ-ム:  ストリ-ミング型マルチキャスト型

2.SANARI PATENT所見
  検討の手法として先ず配信の類型を示されたことが実用的であり、特にzl1-6の3分類は、これらを組合せて利用することにより、実際のサ-ビスの多くが実現できると考えられるので、知財専門家等によって汎用することが望ましい。
(サイト上でのコメントはお受けしておりませんが記事修正のご要求は、sanaripat@nifty.comにご送信下さい)
IP Network、デ―タ転送、ファイル型、ユニキャスト型、マルチキャスト型

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