日米欧中韓の5大特許庁、情報の一括提供を開始
世界5大特許庁の特許出願情報や審査情報の一括提供を来たる6
月に開始
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
全世界の特許出願(年間257万件)の8割以上(208万件)と推定
される日米欧中韓の五庁の特許出願情報や審査情報を世界中の一
般ユーザーに対して一括提供するサービスの実現が希求されてき
たが、SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・特許
庁情報技術統括室)によれば、今日(2015-04-15)から、日欧中韓
の四庁の特許出願審査情報が一括提供され、来る6月中小企業に
は米国が加わって、五庁の情報が一括提供される。
SANARI PATENT所見→企業活動のグローバル化に伴い、一つの発明
が複数国の国域に特許出願される事例が著増している。これら同
一内容の発明について、各国審査官がワークシェアリングするこ
とにより、重複サーチ、重複審査’が排除されるよう、’いわゆ
るドシエ一括情報を各国審査官が相互参照できることが極めて重
要な効果をもたらす。また特許権の成立に、広く世界市民が知識
と参画機会を得ることは、グローバルなイノベーションの恩沢効
果をもたらす。従って上記の今次展開は、世界市民共通の重大関
心事として認識・注視すべきである。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)
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