2013年7月10日水曜日

日本成長戦略に対応する計装総合エンジニアリング・日本電技の評価


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
計装エンジニアリング大手の日本電技が年初来高値を更新して810円に達し(2013-07-10高値)、1月安値608円の33.2%高に及んだ。設立54年の日本電技は、「空調設備の自動制御や工場自動化システムを展開。アズビルと提携(アズビルは、制御・自動化機器大手。エネルギー管理サービスを得意として補修需要に拡販。アジアのビル省エネ工事や欧州の医療施設エンジニアなど海外急展開)」と特色付けられ(会社四季報)、「柱の空調計装工事には一部不採算案件が残るが、利幅が厚い小型の改修工事を積み上げて補う。工場搬送ライン用システムは、中部圏の大型案件が寄与。利益率低下想定の会社計画は慎重。営業益横ばい守る。配当性向30%メド」(同)と財務慎重性・配当堅実性も高評価されている。加えて、「事業部や支店間の情報交換を密にし、既存客を深耕。改修工事を取込み、受注単価下落に歯止め。資材・施工管理も徹底」(同)と、更なる経営基盤強化が注目されている。
「計装」の総合力で未来を拓く(New Design for the Next)を理念とする日本電技の島田良介社長は、「当社は、空調自動制御の 設計・施工・調整・保守まで一貫して行う専業会社として」、「アズビルと協調し、業界をリードすると共に、空調以外の分野にも展開、あらゆる計装分野に対応可能な体制を具備し」、日本成長戦略における省エネ・省コスト・産業イノベーションの緊要ニーズに対応する旨(SANARI PATENT要約)を述べている。

(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)

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