2013年6月29日土曜日

日本電子「製品開発力UP」「ものづくり力UP」「ブランド力UP」で大幅増益


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
電子顕微鏡で世界首位の日本電子(東証1)の決算報告が届いた。      売上高微減だが、利益は大幅増している。「世界有数のハイエンド理科学・計測機器のラインアップを持つ企業として成長していくための重点戦略「3つのUP」として、「製品開発力UP」「ものづくり力UP」「ブランド力UP」を掲げており、先端技術追求に偏せず、コスト・ブランドを含む営業力を並列の最重要戦略として銘記しているところにSANARI PATENTは、日本電子65年余の経営基盤の安定性を見る。
事業ドメインとしては、理科学・計測機器事業(特にハイエンド透過電子顕微鏡の需要旺盛)、産業機器事業、医用機器事業(臨床検査情報処理システムなど)に3分されるが、翻って「3つのUP」について見れば、製品開発において、原子分解能分析透過電子顕微鏡、タッチパネル走査電子顕微鏡、超伝導マグネット核磁気共鳴装置。ものづくりにおいて、コア技術部品の内製化、独自摺り合せ技術、部材調達のユニット化。ブランドにおいて、Only One製品、分解能・スループットの差別化、デザインなど感覚的情緒的価値の付加、ソリューションの提供、新興国市場の深耕などを強調している。
佐成重範弁理士所見→シーメンス・シスメック経由を含めて、海外も拡大、海外比率、現5割が着実に拡大と予測する。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)


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