2013年7月1日月曜日

日本金銭機械、「貨幣流通において市場と価値を創造し続ける」北米活況


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
貨幣処理の世界的大手・日本金銭機械(東大証1部)の決算報告が届いた。3期連続の増収増益だが、特に拡販が活発な米国と中国についての報告を見る(SANARI PATENT要約)
1.     北米地域→金融・流通 ・交通市場向け紙鑑別機能ユニットのOriginal Equipment Manufacture、すなわち、納入先商標による受託製造が増加し、また、ゲーミング市場向けにおいては、オハイオ州など新規カジノにおける受注の獲得や、過去に販売した旧タイプの紙幣鑑別機ユニットの入れ替えを促進したことなどから、北米地域の売上高は761800万円、前期比34.9%の著増を示した。特に、最新製品であるiVISIONシリーズの鑑別精度と高速化が高評価されている。
2.     中国地域→日本金銭機械グループの生産機能を担うと共に、中国市場向けの販売も増加している。
佐成重範弁理士所見→日本金銭機械の上東洋二郎社長は、「ここ数年にわたり、市場に投入した新製品・システムが市場に浸透するなど、業績を牽引した。また、関係強化を続けてきた提携先とのビジネスも具体的な進捗があり、既に北米の金融向けOEM供給や、カナダのNanoptix社とのゲーム機用プリンタは当期業績に寄与している」と述べている。
ワイヤレス技術によるカジノ管理システムや、非接触ts技術によるカジノ向け決済システムも、世界各地で需要されよう。

(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)

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