乳酸菌の多角効果を内外で発揮、ヤクルト㈱高値更新
ヤクルト海外比率が約3割で、女性向け美容飲料も糖尿病予防も
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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ヤクルト株が年初来最高値を更新し(2012-08-16終値:3275円)、1月の高値2492円の31.4%高という伸長ぶりを見せた。「海外でも販売網を築き乳製品事業拡大中。円高影響ないアジア・オセアニアが堅調。医薬は新療法適応浸透で数量増」と高評価されている(会社四季報)。「季節感・限定感(SANARI PATENT注: 創出新語と思われるが、ここでは期間限定の意味)の高いロマン風味ヨーグルト「ソフールマロン味」を新発売し(2012-08-10)、季節感・プレミアム感と共に乳酸菌・シロタ株の機能性を鼓吹するなど、猛暑下ますます活発である。
特許開発も同様活発で、最近の特許庁公開発明の事例としては、
1. 出願人・ヤクルト本社ほか1名:発明の名称「混合装置」(特許庁公開日2012-07-26)→停止した際に混合用容器を支持する位置が一定しており、混合用容器が外れて検体と希釈液が流出することを防止する。
2. 出願人・ヤクルト本社ほか1名:発明の名称「生菌数検査装置」(特許庁公開日2012-07-19)→生菌数検査で必要な各種作業を自動化し、生菌数検査における労力やコストを低減する。など。
佐成重範弁理士所見→ヤクルトは目下、「食で防ごう糖尿病」キャンペーンを展開しているが、国内のみでも2000万人の糖尿病潜在者数と言われているから、海外でも、美容と血糖値の双方で、日本発乳酸菌の効果を、ヤクルトが拡販することが期待される。
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