2008年10月25日土曜日

PC Management of Work Area by Hitachi Soft

Whole PC Management of Work Area by Hitachi Soft Promises Practical Security Including Home Works:日立ソフトのIT全般統制・新システムの営業・技術秘密保護と在宅勤務促進における意義
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 日立流の硬い表現で日立ソフト(日立ソフトウェアエンジニアリング)が発表(23 Oct. 2008)した「日立ソフトがIT全般統制を実現する『PC管理・監視サービス』を提供開始:PC1台あたり月額200円で、申込3日後に利用可能」な新システムは、企業の対外対内守秘体制整備と在宅勤務体制構築(先発したSecure Online)の両面において、柔らかく受入れ可能な、時宜に適するシステム提供とSANARI PATENTは考える。

 「管理・監視サービス」と銘打つよりも、単に「管理システム」と名付ける方が柔らかと思うが、「社内で利用されている管理台帳を自動的に作成し」、「社員が社内で許可されていないソフトを使った場合、そのソフトを強制終了(SANARI PATENT注:シャットダウンすることと解する)して管理者に自動通報し」、「先発した在宅勤務者向けシンクライントサービスの第2弾サービスとなる」機能を有し、人為を介する「監視」よりも遥かに柔らかく、確実、軽費であるとSANARI PATENTは考える。

 日立ソフトの発表によれば、今次「PC管理・監視サービス」の機能(SANARI PATENT要約)は、

(1)  管理台帳自動作成機能
各PCのOS、CPU、メモリ、インストールドソフトの情報を収集し、管理台帳を自動的に作成する。
(2)  社内未許可・不許可ソフトの自動強制終了機能
情報システム管理者が、社内使用禁止を要するソフトをリストアップすることにより、社員がそれらソフトを使用した場合にそのソフトを検出し、自動的に強制終了し、更に、いつ、どのPCで、どのソフトを使ったかを情報システム管理者に自動的に通報する。
(3)  Secure Onlineの一環としての機能
日立ソフトは、「Secure Online統制IT基盤提供サービス」を2007年初に開始しており、その利用企業は、特別な導入作業の必要なく、申込3日後から社内利用PCの上記管理が可能である。この「PC管理・監視サービス」は「Secure Online」の「在宅勤務向けシンクライアントサービス」に続く第2弾のサービスである。
(4)  利用料金と対象OS
今次「PC管理・監視サービス」の1社当り税込み基本料金月額は31,500円、1台当りは210円である。
社内システムのOSは、Windows 95, 98, 2000, XP, NT 40が可能である(SANARI PATENT注:大企業・中小企業ともWindows Vistaに切替が未済の場合が多いようである)。

SANARI PATENT所見
 日立ソフトの 「Secure Online」は、複数拠点からのファイル共有、サーバプロダクト利用、日立ソフト提供ライセンスと企業所有ライセンスの同時利用、自宅PCのシンクライアント化による社内システムへの安全アクセスで在宅勤務の促進等ができるが、特に在宅勤務の安全な促進は、優秀な女性ソフトウェア技術者の確保等のため、わが国にとって緊要である。
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Security、日立ソフト、在宅勤務、Secure Online、PC管理

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