2008年10月24日金曜日

Patent Release of RAKUTEN on Info Search Engine

Recent Patent Release of RAKUTEN on Info Search Engine: 楽天技術研究所の開発成果
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 内閣のIT開発本部や知財戦略本部の情報技術高度化、電子商取引の発展、コンテンツの創作等の様々な政策分野にわったて、楽天の事業が展開され、かつ、楽天技術研究所の研究開発は特許公開にも活発に顕れている。例えば楽天を特許出願人とする発明「情報検索システム、情報検索装置、検索結果画面情報生成方法および検索結果画面情報生成処理プログラム」(公開日16 Oct. 2008)は、「ユーザーにより入力されたキーワードを用いて検索された情報資源等の提示情報のうち、そのキーワードと同一のキーワードを用いて、過去に検索され、かつ、そのユーザーによりアクセスされた回数の多い提示情報に対して迅速にアクセスすることができるようにすることを課題とする。

 Google検索では、楽天を検索すると1億9300万件の検索結果(23 Oct. 2008現在)について、楽天ネットオークション、楽天通信販売、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天ブログ、楽天証券、楽天クレジット、楽天イーバンク等が続出し、それぞれの内容が間断なくイノベートされているが、それらの技術基盤をなす楽天技術研究所についてのウェブ紹介の下記内容(SANARI PATENT要約)は、IT、知財、コンテンツ戦略における有益な参考とすべきものと、SANARI PATENTは考える。

「多種多様な店舗がひしめく楽天市場には、様々な情報が膨大なテキストとなって詰め込まれている。楽天技術研究所は現在、文章を解析してニーズを採掘する「テキストマイニング」と、顧客の潜在ニーズを推測して商品・サービスを提案する「レコメンディング」に注力している。」
「店舗情報、ブログ、商品レビューなど、データのバリエーションが極めて多様であるため、それらを言語処理し、数値的に解析されたデータを出力するエンジンを研究中である。豊富なテキストデータを高度に解析する技術や、多量データの計算を高速化する技術の開発により各ビジネスユニットに横展開可能な多様なレコメンデーションや検索エンジンの開発に繋ぐ。」
「具体例としては、近い将来一般化が予測される、マルチメディアコンテンツそのものを解析し、メタデータを生成して、自動的にWebのコンテンツやテキストデータとマッチングする技術について、電気通信大学とそのコンテンツ解析を共同研究している。」
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
RAKUTEN、楽天市場、楽天技術研所、電気通信大学、デジタルコンテンツ

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