2008年9月9日火曜日

SHARP Develops Technologies Including Plasma Cluster Ion

SHARP Develops Health and Environmental Technologies Including Plasma Cluster Ion :SHARPが「プラズマクラスターイオン搭載LED照明3機種」を本月発売
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
Sub Site http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ 
Sub Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
Sub Site http://sanaripat.exblog.jp 

 SHARPの製品は6万9443件の特許公開技術(件数はSept.8, 2008現在:実用新案820件を含む)とノウハウによって創造されているが、本月4日に特許公開された「プラズマ処理装置」などプラズマ応用関連発明の成果を結集した新機種の「プラズマクラスターイオン搭載LED照明3機種」の本月発売を発表した(Sept.1, 2008)。

 その特徴は、空気浄化、段階調光、省エネという、現在要請されている職場環境の革新要素を融合して同時達成することにあると、SANARI PATENTは考える。省エネ等の要請は、企業採算の合理性と両立して実行を動機付けられることが必要であるが、多目的・多効果性は、その新機器採用の動機付けとして極めて適切である。

 SHARPの解説によればプラズマクラスターイオンは、プラスイオンH+とマイナスイオンO2-から成り、浮遊する菌・ウイルス等のアレル物質表面に付着して酸化力の強い物質OHラジカルに変化し、これら表面のタンパク質を瞬時に分解・除去する。その後は水として自然に戻すSHARP独自の空気浄化技術である。

 SHARPはLED照明に、このプラズマクラスターイオン技術を採用した。半導体であるLEDは、調光範囲の限定や、点滅・調光による寿命への影響がほとんどないため、頻繁な点滅・調光に適する。この特長とセンサー技術を組合わせ、かつプラズマクラスターイオン技術を搭載して、空気浄化、段階調光、省エネの効果を併有させたものとSANARI PATENTは解する。3種類の方法による段階調光機能を搭載したので、3機種となっている。

 すなわち段階調光機能は、次のように構成されている
(1)  人感センサーによる段階調光
(2)  照度センサーによる自動調光
(3)  壁スイッチまたはリモコンによる調光

さて以上は、照明における多目的多効果融合について述べたが、SANARI PATENTがSHARPの技術開発について注目する他の分野はケータイの進化である。ケータイ業界全体を見ると、「携帯電話」の呼び名がふさわしくないほど、携帯電話の機能は拡張されたが、最近、携帯パソコンの呼び名がふさわしい機種(電話機能については若干問題)が海外業者系で拡販され、ケータイ電話とケータイパソコンの2系統化現象が指摘されている。

SHARPがこの2系統ケータイの融合によって多目的多効果・次世代ケータイへの進化をも実現することを望みたい(2系統保有の必要性解消)。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
Plasma Cluster Ion、SHARP、プラズマクラスターイオン、プラズマ、ケータイ

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム