2008年3月10日月曜日

Crowd Sourcing, Open Innovation

Crowd Sourcing, Open Innovation, Open Source Software:クラウドソ-シング、オ-プンイノベ-ション、オ-プンソ-スソフトウェア
弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT
別サイト http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog/ KDDI Comments on NGN (2008-3-9)
別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ Innovation Project for Cool Energy (2008-3-9)

8.(承前3/9))「不特定多数者による知財開発」と「オ-プンイノベ-ション」
   テレビ東京WBS(2008-3-8)が、クラウドソ-シングという用語のもとで、ルビ-やJAVAなど、オ-プンソ-スソフトウェアの成功、マイクロソフトの一部オ-プンソフトウェア化発表などを放映した(商品開発の視聴者提案オ-プン化による低コスト開発と、これを通ずる販促のネットシステムをクラウドソ-シング、不特定多数者による商品形成として紹介の後)。

  SANARI PATENTは、「クラウドソ-シング」は「オ-プンイノベ-ション」とほぼ同義と解するが(ともに「不特定多数のユ-ザ-による共同開発・共同革新」を意味するから)、クラウドソ-シングにおいては、このビジネスモデルによる「市場の急速な拡大による受益」と「不特定多数のユ-ザ-の無償創案による開発コストの皆無化」を特に強調したことが、特許庁資料およびパテント資料と異なる点として、極めて高く評価する。
8-1 特許庁資料〔SANARI PATENT要約〕
8-1-1 技術の高度化・複雑化や、知識の世界的広がりを背景として、イノベ-ションの形態がオ-プンイノベ-ションへとシフトしている分野もある。
8-1-2 製品のライフサイクルが短縮化する中で、企業が自社の研究開発を高速化し、競争力を強化するためには、自社の力だけでなく、外部の力を有効活用することも重要になっている。
8-1-3 また、インタ-ネット等の情報通信技術の進歩により、かっては大企業の企業内研究所に独占されていたような技術に関する知識に、世界中の技術者が容易にアクセスできる環境が整備されてきた。企業外部に有用な知識が豊富に存在する状況が生じ、クロ-ズドイノベ-ションからオ-プンイノベ-ションにシフトしつつある分野もある。
8-2 パテント資料(SANARI PATENT要約)
8-2-1 欧州では、Linuxというオ-プンソ-スソフトウェアの開発が盛んに行われ、技術開発のためには特許権の縛りが無い方が良いということで、現実にそのLinuxは成功を収めてきた。
8-2-2 米国ではコンピュ-タプログラムについて、1998年のストリ-トバンク事件を契機として、いわゆるビジネス方法発明に特許を付与することを始め、媒体特許からプログラム自体も特許するというガイドライン変更を1996年に行った。
8-2-3 しかし、欧州においては、ソフトウェアに関しては特許付与に対する非常に反対が非常に強い。

9.SANARI PATENT所見
平成20年度内閣知財計画策定の原案として「オ-プンイノベ-ションと知的財産を巡る現状等」(内閣知財戦略本部・知的財産による競争力強化専門調査会 2008-2-5)は、オ-プンイノベ-ションの重要性を強調しており、近く内閣として決定することが確実と考える。類似の諸用語間の語義の異同、さらにはオ-プンイノベ-ションという用語自体の内包範囲や、その国民経済的意義の理解についても完全に整合していない面があるが、日米欧共通の趨勢として、オ-プンイノベ-ションへの指向がIT分野を始めとして進みつつあることは疑問の余地がない。
(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)
Crowd Sourcing、 Open Innovation、 JAVA、Linux

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

この投稿へのリンク:

リンクを作成

<< ホーム