2015年8月29日土曜日

企業の賃上げ動向を経済産業省がフォローアップの結果


引上げが多い業種の順番は電気機器、化学、機械、銀行、卸売な

どと概括

弁理士 佐成 重範 Google,Yahoo! 検索 SANARI PATENT

SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・経済産業政

策局産業人材政策室)によれば経済産業省は、平成27年の企業賃

上げ動向をホォローアップ調査し、概要、次のように集計結果を

得た。なおこの調査は、平成27年春闘妥結等を踏まえた大手企業

の賃上げ状況等を個社別に把握するため今年3月に東証1部の

1840社に調査票を送り、7月17日までに提出があった817社の状況

を集計したものである。2年連続でベースアップを実施した企業

は360社で48.7%、2年連続で賞与一時金分の引上げを実施した企

業は230社で31.1%、2年連続で両方を実施した企業は124社で

16.8%などの解析を示している。

佐成重範弁理士所見→東証1部は概ね大企業と目されるから、生

活者に直結し関心が深い中小企業、特に下請企業の賃上げ動向で

はないから、経済産業省による標題の付し方も、やや問題である

。今次対経済産業省回答の817社のうち、社数が多い順として、電

気機器81社、化学67社、機械62社、銀行60社、卸52社、小売44社

建設41社などと示しているが、中小企業を含まず、また例えば「

銀行」に地方信金等を含まないから「金融」の動向ではない。中

小企業庁の調査機能をも動員して、総体動向を示されたい。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム